バズれ!ラボラトリーズ!!

世界は狭い、そして広い。どっちやねん。

今、史上最長の好景気らしいけど

日経にこんな記事があった。
https://r.nikkei.com/article/DGXMZO38869150T11C18A2MM0000?s=0

これによると日本は今、戦後最大の景気拡大期にあるらしい。つまりまあ、比較的好景気だと。
うーん、好景気かぁ。実感があるかと言われればそうでもないなぁ。

経済学のダメなところはそういうとこだと思う。まず、今が好景気か不景気かってことは、かなり後になって色んな数字を見ないとわからない。しかも数字を見て、それをもとに何人かで話し合って、「ではこの期間は好景気だったということに」的な決め方だ。あ、これはすごく、ものすごくざっくりとした超簡単な表現になっております。

とにかく、こう、科学的かと言われるとそうでもないのだ。

ニュートンが登場する前の物理学のレベル

と言われるゆえんだ。
だって経済学の偉い先生が
「結局のところ、景気なんて気持ちの問題なんです。みんなが好景気だと思ってバンバンお金使ってりゃ好景気なんです。

景気の気は気持ちの気なんですから」

って言っちゃうような学問だぜ?

お金だってそうだ。金融学の講義で一万円札を取り出して、
「皆さん、なぜこんな紙切れが1万円の価値があるかわかりますか?それは、

皆が一万円の価値があると思っているから

なんです」

なんておおらかな学問なのだ!経済学というものは!気持ち、思い。そんなもので出来ているのだこの世の経済は!

だからこそ、世の中を駆け巡る経済の情報には注意しないといけない。経済とは気持ちの問題なのだ。人の心が秋の空と同じように移り変わりやすいものであるのだから、絶対ということはないのだ。

そういえば、「経済効果」だって胡散臭いよなぁ。そんな効果実際に体感したことないよ。ドップラー効果の方がまだ信じられるもの。
結局のところ、経済学なんかまだまだ占いみたいなものなのだ。
アタルモハッケイザイ、アタラヌモハッケイザイ...